深爪を辞めたい、キレイな爪になりたい、と思っているなら、まず爪を噛む癖を辞めなくてはいけません。噛むだけじゃなく、爪を剥ぐ癖がある方、爪をむしる癖がある方でも同じです。
でも、その癖がやめられないんですよね?どうやったら辞められるか、わからないんですよね?
私も30年以上爪噛み癖が辞められなかった1人ですので、「癖を辞める」ということが、みなさんにとってどれほど難しいことなのかは、よーくわかっています。
でも、やっぱり爪を噛む癖を辞めない限り、爪はキレイになりません。
そして「絶対噛まない」「絶対キレイな爪になる!」と自分で強く思わない限り、爪噛み癖は辞められません。
かつて私は、「どうせ爪噛み癖を辞めてもこの深爪はもうきれいな爪には戻らない」と諦めていましたが、癖を辞めたら必ずキレイな爪にもどれるんです!
私の爪が実証しています。40歳の私にもできたんだから、あなたの爪もきれいになります!
どうしたら爪噛みが辞められるか、経験談を元に私なりに方法を考えてみましたので、どうぞご参考にしてみてください。
自分の汚い深爪を、写真に撮ってみる
これは実際に私がやってみたことです。
「今日で絶対爪噛みを辞める!」と決意したその日のうちに、バシャバシャと自分の爪の写真を撮りました。
覚悟はしていたものの、なんともまぁ、醜い自分の指先に凹みました。
今思えば、こうしてあえて見たくない指先を写真に撮ってブログにアップしてしまったことで、「やるしかない!もう絶対爪を噛まない!」と強く誓えたような気がします。
「今こそ絶対に爪噛み癖を辞めたい!」と思った方は、まず、自分の爪を写真に撮ってみて!
その画像が必ずあなたの爪噛み癖を辞めるモチベーションになってくれるはずですよ。
数本だけ噛まない指を作ってみる
噛んでもいい指と、噛まない指を作って、まず数本だけキレイな爪に育てる、という方法です。爪噛み癖を今すぐには辞める自信がない方にお勧めの方法ですね。
まず、人目につきやすい「人差し指」と「親指」だけ『噛まない』と決めて、残りの3本は噛んでも良いとしてみてはいかがでしょうか。
3本の指は噛んでもよいのですから、それほど爪噛み癖を辞めることも苦しくないはずですし、段々とキレイになっていく2本の指を見れば「他の指もキレイにしたい!」と思えてくるはずです。
スカルプORジェルネイルで、物理的に噛めないようにする
自爪の上にジェルを固めて作るのがジェルネイル、アクリル樹脂でできたつけ爪を自爪につけるのをスカルプネイルと言いますが、これらをすると物理的に自爪が噛めなくなりますので、強制的に爪噛み癖を辞めることができます。
スカルプ・ジェルネイル共に、
- 数週間に1度サロンで施術してもらう必要がある
- 施術の度に自爪が傷む、
- 1回あたりの施術が1万円以上する
などなど、長期間にわたる深爪矯正を目的としてスカルプやジェルを行うには難しい側面もありますが、「物理的に噛めない」というのは爪噛み癖がやめられない方にとっては、魅力的な方法であるのも事実ですね。
これらはどうしても自爪が傷みますので私はあまりおススメしていません。
実際私も、こういった方法は一切やらずに爪を伸ばしました。スカルプ・ジェルネイルをしなくても爪噛み癖は辞められますし、きれいに爪を伸ばすことも可能ですよ。
自分の深爪について話せる場を持つ
みなさん、深爪の悩みって誰にも話せず1人で抱え込んでいませんか?
爪を噛む自分が悪いから、どうしても爪を伸ばせない自分が悪いから、自分の欠点をさらけ出すのが怖い、と爪を隠して生活していませんか?
私も小学生のころから39歳になるまでずーっと深爪だったので、みなさんが爪について「話題にしたくない」「触れてほしくない」と思っているお気持ちがよくわかります。
でも、私の場合、初めて行った「深爪矯正専門サロン」で、お姉さんが普通に私の深爪について語ってくださった時、すごくうれしかったんですよね。
私がずっとコンプレックスに感じていた「汚い爪」を誰かに受け入れてもらえたような気がして、隠してきた自分の爪を開放できたというか、深爪を治してもっと自信が持てる自分になりたいと思ったというか。
両親や友達、彼氏や彼女には決して話せない「深爪の悩み」でも、直接交流することのない深爪仲間だったり、深爪の専門家であるネイルサロンのお姉さんには、素直に話せることがあるはずです。
そんなあなたなりの、自分のコンプレックスを開放してあげられる「場」を探してみてください。
あなたが本当に心から「やめよう」と思えれば、爪噛みは辞められます。
深爪に悩むのはあなただけじゃありません。一緒にがんばりましょう。